「チョベリグって、そういえばどんな意味だったっけ?」
「チョベリバとは何が違うの?」
そんな疑問を感じたことはありませんか?
チョベリグは、1990年代に若者を中心に広まった言葉です。
当時を知っている人にとっては「懐かしい!」と感じる言葉ですが、初めて聞いた人には何のことなのか少しわかりにくいですよね。
簡単にいうと、チョベリグは「超ベリーグッド」を短くした言葉で、「とても良い」「最高」といった意味で使われていました。
この記事では、チョベリグの意味や何の略なのか、チョベリバとの違い、使い方などをわかりやすく紹介します。
チョベリグとは?意味を簡単に解説

チョベリグとは、「超ベリーグッド(超 very good)」を短くした若者言葉です。
「すごく良い」「最高」「とてもいい感じ」といった、良い気持ちを強く表したいときに使われていました。
まずは、言葉の成り立ちから見ていきましょう。
チョベリグは「超ベリーグッド」の略
チョベリグを分けてみると、
- チョ → 超
- ベリ → very(ベリー)
- グ → good(グッド)
となります。
超+very+good=チョベリグ
というわけですね。
もともとの「very good」は英語で「とても良い」という意味があります。
そこへ日本語の「超」を加えて、さらに強く「ものすごく良い!」という気持ちを表した若者らしい言葉です。
どんな意味で使われていた?
チョベリグは、何かがとても良かったときや、うれしい気持ちを表すときなどに使われていました。
今の感覚でいうと、
「最高!」
「めっちゃいい!」
「すごくいい感じ!」
といった表現に近いでしょう。
たとえば、
「今日の服、チョベリグ!」
と言えば、
「今日の服、すごくいい!」
というようなニュアンスになります。
「超」と「very」を重ねた言い方
「超」も「very」も、どちらも意味を強めるために使われる言葉です。
そのため「超ベリーグッド」をそのまま考えると、強調する言葉が重なっています。
ただし、チョベリグは文法的な正しさを重視して作られた表現というよりも、言葉の勢いや響きを楽しむ若者言葉と考えるとわかりやすいでしょう。
「とにかくすごく良い!」という気持ちが伝わる、インパクトのある言葉だったのですね。
チョベリグはいつ流行った?

チョベリグが広く知られるようになったのは、1990年代半ばごろです。
特に1996年には「チョベリバ/チョベリグ」が新語・流行語大賞のトップテンに入り、当時を代表する若者言葉のひとつとなりました。
1990年代に広まった若者言葉
1990年代は、若者から生まれた特徴的な言葉がたくさん注目された時代です。
そのなかでも「チョベリグ」「チョベリバ」は、当時を思い出す言葉として今でも取り上げられることがあります。
特に1990年代半ばの女子高生や若者の間で使われ、広く知られるようになりました。
ギャル文化とも関わりの深い言葉
チョベリグは、当時のコギャルや女子高生の文化を象徴する言葉として紹介されることもあります。
ファッションだけでなく、話し方や新しい言葉も注目されていた時代だったため、若者から生まれた表現がテレビや雑誌などを通して広く知られることもありました。
そのため現在でも、チョベリグを聞くと「平成っぽい」「90年代らしい」と感じる人は少なくありません。
チョベリグとチョベリバの違い
チョベリグとセットでよく登場するのが、「チョベリバ」です。
名前がよく似ているので混同しやすいですが、意味は反対です。
| 言葉 | 元になった表現 | 意味 |
|---|---|---|
| チョベリグ | 超ベリーグッド | とても良い・最高 |
| チョベリバ | 超ベリーバッド | とても悪い・最悪 |
チョベリグが良い意味なのに対し、チョベリバは悪い意味で使われます。
チョベリグは「とても良い」という意味
チョベリグは、「今日はいいことがあった」「これはすごく気に入った」というような、プラスの気持ちを表す言葉です。
たとえば、
「今日のお出かけ、チョベリグだった!」
と言えば、
「今日のお出かけ、最高だった!」
といった意味になります。
チョベリバは「とても悪い」という意味
一方のチョベリバは、
「超ベリーバッド(超 very bad)」
を短くした言葉です。
「最悪」「すごく嫌だ」といったマイナスの気持ちを表します。
良い=チョベリグ
悪い=チョベリバ
と覚えておくと簡単です。
チョベリグの使い方・例文

チョベリグは現在の日常会話ではあまり聞かれなくなりましたが、あえて懐かしい雰囲気を出したいときに使うと楽しい言葉です。
いくつか例を見てみましょう。
とても良かったとき
何かを体験して「すごく良かった!」と感じたときに使えます。
たとえば、
「今日のランチ、チョベリグだった!」
「この映画、チョベリグ!」
などです。
現在なら、
「めっちゃ良かった!」
「最高だった!」
と言うような場面ですね。
うれしいことがあったとき
うれしい出来事があったときにも使えます。
「欲しかったものが買えてチョベリグ!」
「今日はいいことがあってチョベリグな一日だった!」
といった使い方です。
少し大げさに言うところも、チョベリグらしい楽しさがあります。
懐かしい表現としてあえて使うとき
現在は、普通の若者言葉として使うというよりも、懐かしさを楽しむためにあえて使うケースもあります。
「今日の気分はチョベリグ!」
などと言えば、少しレトロでユーモアのある言い方になります。
昔使っていた人同士なら、
「懐かしい!」
と会話が盛り上がるかもしれませんね。
チョベリグは今使っても通じる?

チョベリグは、現在では日常的に使われる言葉とは言いにくくなっています。
2025年に行われた20代対象の調査では、「年上の世代に言われて意味がわからなかった言葉」の2位に「チョベリグ/チョベリバ」が入っています。世代によっては意味が伝わりにくい言葉になっていることがわかります。
現在の日常会話ではあまり聞かれない
1990年代にはよく知られたチョベリグですが、流行から長い時間がたっています。
そのため、現在の普段の会話で自然に使われる機会は多くありません。
「めっちゃいい」「最高」「いい感じ」といった別の表現を使うことのほうが多いでしょう。
懐かしい言葉として使われることもある
一方で、完全に知られていない言葉というわけでもありません。
平成の文化を振り返る場面などで取り上げられたり、あえて昔っぽさを出す表現として使われたりすることがあります。
2026年に行われた現役高校生への調査でも、「古いと感じる言葉」としてチョベリグが挙げられており、若い世代にも「昔の言葉」として知られている例が見られます。
使う相手によって伝わり方が変わる
チョベリグを知っている世代なら、すぐに意味が伝わるでしょう。
一方で、初めて聞く人には、
「チョベリグって何?」
と思われる可能性もあります。
そのため現在使うなら、真面目な文章というより、
- 友人との会話
- SNSでのちょっとした投稿
- 昔を振り返る話題
- あえてレトロ感を出したいとき
など、カジュアルな場面が合っています。
チョベリグは英語でも通じる?
「ベリーグッドが入っているなら、英語でも通じるのでは?」
と思うかもしれません。
しかし、チョベリグそのものは日本で生まれた若者言葉です。
「very good」とチョベリグは別の言葉
「very good」は英語の表現ですが、「チョベリグ」はそれをもとに日本語の「超」を組み合わせ、さらに短くした言葉です。
「very good」=英語
「チョベリグ」=日本の若者言葉
と分けて考えるとわかりやすいでしょう。
英語圏で一般的に「choberigu」と言って「最高」という意味で通じる言葉ではありません。
海外で「とても良い」と伝えたい場合は、「very good」など、その場面に合った英語表現を使うほうが自然です。
チョベリグと似た昔の若者言葉

チョベリグ以外にも、昔流行した若者言葉はいろいろあります。
「これも懐かしい!」と思う言葉があるかもしれません。
MK5
「MK5」は、「マジでキレる5秒前」を短くした言葉として知られています。
チョベリグやチョベリバと同じく、平成の若者言葉として紹介されることがあります。
アルファベットと数字を組み合わせているところも特徴的ですね。
イケてる
「イケてる」は、
「かっこいい」
「魅力的」
「いい感じ」
といった意味で使われる表現です。
チョベリグとまったく同じ意味ではありませんが、「いい感じ」という気持ちを表す点では少し似ています。
ナウい
「ナウい」は、「今風」「流行している」といった意味で使われた言葉です。
チョベリグより前の時代から知られている表現なので、同じ時期に生まれた言葉というわけではありません。
ただ、どちらも現在では「昔流行した言葉」として話題に上がることがあります。
こうして並べてみると、流行する言葉は時代によって大きく変わることがわかりますね。
チョベリグについてよくある疑問

最後に、チョベリグについて気になりやすい疑問をまとめます。
チョベリグの反対語は?
チョベリグと反対の意味で使われるのは、「チョベリバ」です。
チョベリグが「超ベリーグッド」で「とても良い」という意味なのに対し、チョベリバは「超ベリーバッド」で「とても悪い」という意味です。
セットで覚えておくとわかりやすいですよ。
チョベリグと「超グッド」は違う?
どちらも「とても良い」という気持ちを表すため、大きく考えれば意味は似ています。
ただし、チョベリグは「超ベリーグッド」を縮めた独特の言葉です。
そのため、意味そのものよりも、1990年代の若者言葉らしい響きや雰囲気が特徴といえるでしょう。
チョベリグは誰が作った言葉?
チョベリグは1990年代半ばの若者言葉として広まりましたが、「この人が最初に作った」と一人の人物に絞って説明するのは難しい言葉です。
若者同士の会話のなかで使われ、それが広く知られるようになった言葉として捉えておくとよいでしょう。
まとめ|チョベリグは「超ベリーグッド」を略した言葉
チョベリグとは、「超ベリーグッド」を略した若者言葉です。
「とても良い」「最高」「すごくいい感じ」といった意味で使われ、1990年代半ばに広く知られるようになりました。
反対の意味を持つ「チョベリバ」とセットで覚えている人も多いでしょう。
ポイントをまとめると、
- チョベリグは「超ベリーグッド」の略
- 「とても良い」「最高」といった意味
- 1990年代半ばに若者を中心に広まった
- チョベリバは「超ベリーバッド」で反対の意味
- 現在は懐かしい言葉として使われることもある
- 日本で生まれた若者言葉なので、一般的な英語表現ではない
となります。
今では日常的に聞く機会は少なくなりましたが、言葉を聞くだけで当時の雰囲気を思い出す人もいるのではないでしょうか。
あえて「今日はチョベリグ!」と使ってみると、懐かしさもあって楽しいかもしれませんね。
参考サイト
