実は、鏡餅は玄関に飾ると運気が下がってしまうんです。
「えっ、今まで玄関に飾ってた!」と驚いた方も多いのではないでしょうか?
大丈夫です。
今回は鏡餅の正しい飾り方をくわしく説明しますので、これを読めばバッチリ!
新年からの運気アップを一緒に目指しましょう。
鏡餅の飾り場所に悩む人が増えている背景
最近、インターネットで「鏡餅を玄関に飾ってはいけない」という情報を見て、不安になっている人が増えています。
おじいちゃんやおばあちゃんの時代は、みんな当たり前のように知っていた鏡餅の飾り方。
でも、核家族が増えた今では、正しい飾り方を教えてもらう機会が少なくなってしまいました。
また、昔は本物の餅を手作りしていましたが、今はプラスチック製の鏡餅も多く売られています。
「これって神様に失礼じゃないかな?」
「どこに飾ればいいんだろう?」
と悩む人が増えているのも無理はありません。
でも、大切なのは”気持ち”です。
正しい場所に、感謝の気持ちを込めて飾ることで、新年の運気アップにつながるのです。
鏡餅を玄関に飾ってはいけない理由
玄関に鏡餅を飾ることがNGな理由は、実は3つあります。
まず、鏡餅は年神様をお迎えするためのお供え物です。
玄関は外の世界と家の中をつなぐ場所。
ここに鏡餅を置くことは、年神様を「外に置いておく」という意味になってしまいます。
これは、せっかく来てくださった年神様に「外で待っていてください」と言うようなものなんです。
次に、風水的な観点からも玄関は適していません。
玄関は様々なエネルギーが出入りする場所です。
人の出入りも多いため、鏡餅のパワーが分散されてしまい、せっかくの運気アップの効果が薄れてしまうのです。
さらに、玄関は靴を脱ぐ場所でもあります。
床よりも低い位置に鏡餅を置くことになりがちで、これは年神様に対して失礼にあたります。
神様をお迎えする大切なお供え物は、きちんと高い位置に置いてお迎えするのが正しいマナーなのです。
鏡餅の正しい飾り場所とは?
では、鏡餅はどこに飾ればよいのでしょうか?
最もおすすめなのは、リビングや居間です。
家族が集まる場所に飾ることで、年神様も一緒に新年を祝ってくださいます。
神棚がある家庭では、神棚の下に飾るのがベスト。
神棚がない場合は、家族が集まるリビングの中でも、東の方角の高い場所に置くとよいでしょう。
リビングに置く場合は、テレビの上や棚の上など、床よりも高い位置を選びましょう。
また、直射日光が当たらない場所を選ぶことも大切です。
本物の鏡餅の場合は、カビが生えないように、風通しの良い場所を選んでください。
避けるべき飾り場所とその理由
玄関以外にも、避けるべき場所があります。
例えば、トイレや浴室、キッチンなどの水回りは避けましょう。
これらの場所は、清めの場所として考えられており、お供え物を置くには適していません。
また、寝室も避けたほうが良い場所です。
寝室は休息の場所であり、エネルギーが停滞しやすい場所だからです。
ベッドの上や枕元には絶対に置かないようにしましょう。
鏡餅を飾る際に押さえるべきポイント
鏡餅を飾るタイミングは、12月28日から12月31日までの間が最適です。
できれば、大掃除が終わった後に飾りましょう。
きれいになった家に飾ることで、年神様も気持ちよくお越しいただけます。
方角は、東向きが基本です。
東は太陽が昇る方向で、縁起物を置くのに最適な方角とされています。
高さは、必ず床より高い位置に。
目線よりやや下くらいの高さが理想的です。
まとめ:正しい飾り方で新年の運気アップ!
鏡餅の正しい飾り方をまとめると
- 飾る場所:リビングや居間(神棚がある場合は神棚の下)
- 避ける場所:玄関、水回り、寝室
- 飾る時期:12月28日~31日
- 方角:東向き
- 高さ:床より高く、目線より少し下
このポイントを押さえて飾れば、きっと素晴らしい新年が迎えられるはずです。
大切なのは、感謝の気持ちを込めて丁寧に飾ること。
プラスチック製の鏡餅でも、心を込めて飾れば、年神様はきっと喜んでくださいます。
新年の幸せを願って、正しく鏡餅を飾りましょう!